カマキリブログ

カマキリ飼育してます。とにかくカマキリについて書いてます。

標本

お久しぶりです。

前から気になってた標本作りをしてみました。こういうのが苦手な人は先は読まない方が良いかと思われます。




もちろんキリちゃんですが。
実は1ヶ月ほど前に解体(?)してました。
カマキリとか肉食系だとやっぱり内臓とか腐るらしいので
腸えぐり出しました。
グロすぎて悪夢みました。
罪悪感というか。死んでからだけど。
解体中は愛するものを失った悲しみと、えも言われぬ激臭で涙が止まりませんでした。

そういえば、私エジプトが好きで展示とか見に行ったりするんですが、エジプトの人って随分昔からそういうこと知ってたらしい。内臓取り出すと腐敗しないっていう。要するに有名なミイラのお話ですが。カノポスって容器に死者の内臓を保存してたらしい。グロいけど実に興味深い、エジプト。

あと、お腹にたまごらしきものも入ってた。黄色くってみかんの粒みたいでした。
もしかしてあれは無精卵じゃないかも、って希望が持てたり。
でも、まだ生めたはずだったのかと思うと少し心苦しい。
いろいろ写真撮ってたんですが、グロいと思うので掲載は控えておきます。
本当は針をいっぱい刺して整えるらしいんですが、それもなんか恐ろしくてできませんでした。
腸えぐる方が恐ろしいと思われるかもしれませんが。
いっぱい刺してもげたらどうしようとか思ったり。
実際、扱いが悪かったのかフ節とか触角もげちゃいました。接着剤でつけてみたりしましたが。
結局、特に針で固定することもなく、1ヶ月ほど乾燥させました。
乾燥中に虫に食べられてはいけないということで、虫かごの中にキリと乾燥剤、防虫剤を入れておきました。あと、虫が入ってこないように、生まれたてのカマキリが出られない要領で、ケースと蓋の間にガーゼを挟んでおきました。

あと、ラベルの書き方もよくわからなかったり。ネットで調べてみたけど。
あと、『昆虫ハンター カマキリのすべて』っていうバイブルを参考に。
この本はマジでおすすめです。カマキリのすべてですから。お手頃価格だし、読みやすいし飼育や採集の仕方なども載っていて非常に役に立つ。

そんなわけで全然ちゃんと標本できてないですが…

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ちなみに黒い部分は、個人情報なので塗り潰してみたりしてます。
子ども向け(?)の標本セットなんで、保存が大丈夫かやや心配ですが。防虫剤と乾燥剤つきでした。

拡大
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やっぱり形が良くないような。
次はちゃんといっぱい刺して固定するか…。